- ちょうねん
- I
ちょうねん【奝然】(938?-1016) 平安中期の三論宗の僧。 983年入宋し, 大蔵経五千巻, 三国伝来といわれる釈迦像などを携えて帰国。 東大寺別当を務めたのち, 洛西嵯峨に清涼寺建立を企てたが果たせずに寂す。IIちょうねん【重年】(1)年齢を重ねること。(2)「長年{(3)}」に同じ。III
「厚き御恩に~なし/歌舞伎・夜討曾我狩場曙」
ちょうねん【長年】(1)長い年月。 ながねん。(2)長生き。 長寿。 長命。(3)奉公人が年期を重ねて長くつとめること。 重年(チヨウネン)。「この家に四, 五年も~するゆゑ/滑稽本・浮世風呂2」
(4)少壮の年。「われ少年の昔は母を失うて, ~の今継母にあへり/太平記 12」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.